東京12R・ジャパンカップ・G1・馬トク激走馬=ダノンベルーガ
前走の天皇賞・秋(4着)は前を行くイクイノックスを視界に収めながら運び、直線で一気に仕掛けるといったんは2番手。後方からディープインパクト産駒譲りの切れを発揮した2着ジャスティンパレス、3着プログノーシスに先着を許したが、1分55秒2の“世界レコード”決着の中、存在感を示した。
中間は1週前、直前追い切りとも、モレイラ騎手が手綱を執って併せ馬で抜群の伸び脚。同じローテで3着、5着の昨秋よりも活気にあふれ、高い充実度がうかがえる。ハーツクライの産駒だけに、このレースに抜群の相性を誇るトニービンの血を内包。今なら2400メートルもプラスに働くだろう。名手に導かれ、イクイノックスにどこまで迫るか。