JRA所属のクリストフ・ルメール騎手(44)=栗東・フリー=がクリスマスの25日、自身のSNSで主戦として数々のビッグタイトルに導いた名馬2頭のぬいぐるみを使った物語の動画をアップし、競馬ファンの反響を呼んでいる。
インスタグラムのリール動画では、クリスマスツリーをバックにイクイノックスとアーモンドアイのぬいぐるみが向かい合う姿勢で物語が始まる。イクイノックス役の声をルメール騎手、アーモンドアイ役の声をルメール騎手の娘が担当して、ほっこりとした会話が以下のようにスタートする。
「はじめまして僕の名前はイクイノックスです。よろしくお願いします」
「こんにちは。はじまして、私はアーモンドアイ。あなた、新人さん?」
「はい。ここに引っ越してきたばかりなんです。あなたと同じジャパンカップで引退しました」
「あら、そうなの?北海道へようこそ!」
「僕の友達のクリストフがあなたのことを教えてくれました」
「クリストフはとっても優しい人よ!ときどき私に会いに来てくれるの」
「クリストフはあなたと2人でいくつかの素晴らしいレースに勝ったんだと言っていました。僕もクリストフとたくさん勝ちました。一緒にレースを見てみませんか」
「見てみましょう!とてもいい思い出だわ」
この投稿には「娘ちゃんが日本語ペラペラ」「これ超可愛(かわい)いんですけど」「素敵(すてき)な言葉のクリスマス」「動画を見て大号泣しました」「世界最強のビッグカップル」「最高すぎる」「可愛すぎて涙出てきました」「アイちゃんとイクイノックスくんへの愛が伝わってきます!」「なに、この素敵な投稿」「もう結婚式❤️みたいになってる」「なんやほっこりするなぁ」など、称賛のコメントが相次いで寄せられている。
ルメール騎手は前日の有馬記念でスターズオンアースに騎乗。これまで馬券圏内に入ったことがない大外の16番枠から好騎乗で2着に導いた。