スルーセブンシーズが引退 レース後に骨折が判明 有馬記念12着がラストラン

スルーセブンシーズ(左)
スルーセブンシーズ(左)

 JRAは27日、12月24日の有馬記念で12着に終わったスルーセブンシーズ(牝5歳、美浦・尾関知人厩舎、父ドリームジャーニー)が同日付けで競走馬登録を抹消されたことを発表した。馬主のキャロットファームのホームページによると、レース翌日に左トモ(後肢)の管に腫れが見られ、レントゲン検査を行ったところ第4中足骨の骨折が判明。獣医によると半年近くの休養が必要になる可能性も指摘され、相談した結果引退を決断したという。

 同馬は今年に入ってから着実に力をつけ、3月の中山牝馬Sで重賞初制覇を飾った。次戦の宝塚記念では世界ナンバーワンホースのイクイノックスにわずか首差まで迫る2着に健闘。その後は海外に視線を向け、凱旋門賞に果敢に挑み、最後の直線では力強く末脚を伸ばす見せ場十分の4着だった。序盤から気負うシーンが見られ12着と敗れた前走の有馬記念がラストランとなった。

 通算成績は14戦4勝(海外1戦0勝含む)。総獲得賞金は2億3185万8700円(海外4015万4700円含む)。

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