【京都金杯・吉田の特注馬】ダノンティンパニーが重賞に初挑戦 2024年の飛躍へ

ダノンティンパニー
ダノンティンパニー

◆第62回京都金杯・G3(1月6日・京都、芝1600メートル)

 期待の大きかったディープインパクト産駒が、いよいよ重賞戦線へ名乗りをあげる。

 前走の六甲アイランドS(12月17日、阪神・芝1400メートル)は、単勝1・6倍の圧倒的な1番人気。中団10番手から直線で前が開くと、素晴らしい瞬発力で抜け出した。22年朝日杯FS3着の実力馬であるレイベリング(2着)に1馬身3/4馬身差をつける快勝。これで2勝クラスから連勝となった。

 ここまで地方、中央合わせて7戦6勝(中央4戦3勝)。体質強化に伴い、安定感が増してきたようだ。叔父には宝塚記念、香港ヴァーズ勝ちのサトノクラウン。登録メンバー発表時点では補欠だが、中山金杯とのダブル登録馬など上位の動向次第で出走がかなう可能性はある。今回、出走できなかったとしても、奥のある血統で2024年は目が離せない。

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