◆第74回東京新聞杯・G3(2月4日、東京・芝1600メートル、良)
16頭立てで争われ、7番人気のサクラトゥジュール(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎、父ネオユニヴァース)が制し、重賞初制覇を飾った。短期免許で来日中で、騎乗したレイチェル・キング騎手は今年のアメリカJCC(チャックネイト)に続く重賞2勝目。勝ち時計は1分32秒1。
2着は4番人気のウインカーネリアン(三浦皇成騎手)、3着に8番人気のホウオウビスケッツ(岩田康誠騎手)が続いた。
松永幹調教師(マテンロウスカイ=5着)「伸びきれなかったけど、いい位置で、いい競馬ができました。去勢効果も少しずついい方向にいっていると思います。次に向けてはいい走りだったと思います」
リチャード・キングスコート騎手(アヴェラーレ=7着)「外枠だったのでもう少し内めの進路を取りたかったのですが、かないませんでした。中団より後ろになって内をさばいてこられる手応えはあったんですが、外に出さざる負えなかった」
横山和生騎手(ルージュリナージュ=8着)「今日はゲートが良かったです。1つ1つ改善されてきているのでこれから経験を積みながら良くなってくると思います」
クリストフ・ルメール騎手(ウンブライル=9着)「レースのリズムが良くなかった。スタートも良くなかったし、ハミを取ったり、抜けたり、手前の替え方も良くなかった。休み明けのぶんですかね」
藤岡佑介騎手(トゥードジボン=10着)「東京が初めてで1泊滞在しての競馬も始めてだったのですが、そのなかで落ち着いて競馬に向かうことができました。ただ、ここ何戦に比べると力んでいたぶん、しまいは苦しくなってしまいました」
菅原明良騎手(フリームファクシ=11着)「折り合いはしっかりつきました。内だったり前が止まらない馬場だったので。この馬も脚は使ってくれているのですが…」
坂井瑠星騎手(ジャスティンカフェ=12着)「返し馬の雰囲気は良かったです。レースも前回より折り合いが付いていましたが、直線の反応がなかったです」
石橋脩騎手(ドルチェモア=13着)「今日は馬に自信をもたせてあげられるように、最後まで頑張らせるようなコンセプトで競馬をしました。最後まで集中して我慢して走れていたし、これから1つずついい形にしていきたいです」
浜中俊騎手(サウンドビバーチェ=14着)「スタートを決めてポジションを取れたし、息が入る形になったんですけどね。ヴィクトリアMの内容から1回使って十分やれると思っていましたが、手応えがなくなるのが早すぎました」
北村友一騎手(ダノンタッチダウン=15着)「いいところを出してあげられなかった。この馬の良さが出せないレースになってしまいました」
戸崎圭太騎手(コナコースト=16着)「前、前で競馬をしようと思っていました。その通り感じ良く行けたし、4角でも一瞬、反応をしてくれましたが、残り200メートルあたりから感じが良くなかったです」