中山11R・中山記念・G2・馬トク激走馬=レッドモンレーヴ
昨年4月のダービー卿CT(7着)では伸び上がったスタートで出遅れたが、終始外を回りながら、上がり3ハロンNO1(33秒0)の末脚。地力の高さを見せた。続く京王杯SCでは上がり2位の32秒6とコンスタントに鋭い脚を駆使。重賞初制覇を果たした。
前走のマイルCS(0秒5差9着)に騎乗した横山和生騎手は「流れが結構急だった。最後も勝ち馬に寄られたが、踏ん張り直してくれたのは成長」とコメント。精神面が成績と直結するタイプだけに、気性の難しさが解消しつつあるのはプラスだ。
前走後は1月24日に外厩・ノーザンファーム天栄から帰厩し、美浦の坂路、ウッドチップで入念な調整。父がロードカナロア、祖母がエアグルーヴという、やや晩成の血脈だけに本領発揮はここからだ。