◆第68回阪急杯・G3(2月25日、阪神競馬場・芝1400メートル=重)
1着馬に高松宮記念(3月24日、中京競馬場)の優先出走権が与えられる芝7ハロン重賞はフルゲート18頭によって争われ、松山弘平騎手が騎乗した1番人気のウインマーベル(牡5歳、美浦・深山雅史厩舎、父アイルハヴアナザー)がゴール前の激戦を制して勝利。2023年阪神Cに続く重賞連勝で、3度目のタイトル獲得を果たした。勝ちタイムは1分21秒2。
2着に3番人気のアラカラキング(斎藤新騎手)、3着に9番人気のサンライズロナウド(古川吉洋騎手)が続いた。
岩田康誠騎手(ルプリュフォール=6着)「上位を狙おうとするなら、4コーナーでもっと辛抱すべきだった。もっと伸びるかと思ったけど、パッと止まってしまった」
原優介騎手(ホープフルサイン=7着)「内枠が欲しかったです。この枠なりに頑張ってくれています。調教の段階から、背中のいい馬だと感じていました。いい枠なら、このメンバー相手でもやれます。これからが楽しみ」
酒井学騎手(カルロヴェローチェ=8着)「いつもならテンションは上がるけど、今日はパドックと返し馬が終わってから我慢できていた。調教でかかったけど、スタートしてすぐはエキサイトせず、コーナーに入ったところで半馬身突かれる形になって、収まらないところがあった。これから1200~1400メートルを走ると思うので、テンから力まずに走れたことがつながってくれれば」
池添謙一騎手(スマートクラージュ=10着)「もともとは来週使う予定だったのを、1週前倒しした形。体的に緩かったですし、距離的にも1200メートルの方がいいかもしれません」
松若風馬騎手(デュガ=11着)「出遅れたけど3、4コーナーではいい感じでした。開幕週の馬場で前が止まらなかったですが、差しが決まるような馬場ならやれていい」
角田大河騎手(ワールドウインズ=12着)「重い馬場での1400メートルで、ペースも速かった。その中でよく頑張ってくれています」
藤岡康太騎手(メイショウチタン=13着)「先手が取れればと思っていましたが、切り替えて2番手から。4コーナーで手応えが怪しくなってしまいました」
田口貫太騎手(サトノアイ=14着)「スタートは出て、リズムよく走れていたけど、3、4コーナーでノメり出して、その分ですかね。よく頑張ってくれています」
角田大和騎手(タマモブラックタイ=15着)「位置取り的にはいいところが取れたけど、ついていくのに精いっぱいでした。この馬の良さを出せませんでした」
高倉稜騎手(エンペザー=16着)「ポジションを取りにいくようにという指示だったので、しっかり出した。距離は忙しいところはあったけど、最後までしっかり走っているし、いい刺激になれば」
泉谷楓真騎手(メイショウホシアイ=17着)「馬場が合わなかったですね。この馬の走りではなかったです。外枠も厳しかったですが、(手綱を)持つところもなかった」
和田竜二騎手(カリボール=18着)「道中で落鉄していた。ノメっていて、ダメでした」