ここまで無傷で4戦すべて圧勝を続けているヤマニンウルス(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ジャスタウェイ)は平安S・G3(5月18日、京都競馬場・ダート1900メートル)で重賞に初挑戦することになった。
同馬は2022年夏のデビュー戦で後続に4秒3差をつける圧勝。その後も間隔を空けながら、後続を突き放す競馬を続け、前走の雅Sは1馬身4分の1差ながら全く危なげない走りでオープン入りを決めた。
斉藤崇調教師は「休み明けでも走れますし、今までよりメンバーは強くなりますが、相当なポテンシャルを感じている馬。どんな競馬をしてくれるか楽しみです」と期待した。
また、サウジアラビアの1351ターフスプリントで2着だった僚馬のララクリスティーヌ(牝6歳、父ミッキーアイル)は予定通り、このレースを最後に現役を引退する。