【京都8R】砂の怪物候補ヤマニンウルスがノーステッキで3連勝 ルメール騎手「いいダートホースになれます」

3馬身半差で快勝したヤマニンウルス(カメラ・高橋 由二)
3馬身半差で快勝したヤマニンウルス(カメラ・高橋 由二)

 11月12日の京都8R(3歳上2勝クラス、ダート1800メートル=16頭立て)は、単勝1・2倍の断然1番人気に推されたヤマニンウルス(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ジャスタウェイ)が勝ち、ダートの中距離で無傷の3連勝とした。出負け気味だったが、二の脚が速く促した程度で2番手。残り300メートルで逃げ馬をとらえると、ノーステッキで楽勝した。勝ち時計は2分0秒8(稍重)。

 テン乗りのクリストフ・ルメール騎手は「大きな馬でちょっと緩いですが、パワーもスタミナもあります。伸びしろも大きいと思います。いいダートホースになれます」と能力を高く評価。斉藤崇調教師は「前が流れていて追走は少し追っつけ気味でしたが、最後は楽でしたから。今回も体が増えていたように、まだ成長段階。(調教は)前回よりもだいぶ良かったですし、これからもっと良くなってくると思います」と成長を楽しみにしていた。

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