【東京11R・キャピタルステークス】トロヴァトーレから入る。3歳春のG22戦(報知杯弥生賞ディープインパクト記念、青葉賞)は結果を出せなかったが、距離を短縮して自己条件から再発進すると《1》〈2〉《1》着。前走は五分のスタートから好位3番手で運び、直線は追い出しを待つ余裕。ラスト200メートル付近でのゴーサインに瞬時に反応し、ノーステッキで上がり最速34秒0をマークして快勝した。
ノーザンファーム天栄への短期放牧後を挟んで帰厩後は順調。今週は美浦・Wコースで軽快な動きを披露して5ハロン67秒8―11秒8。この馬としては十分に動いており、中7週でも問題なく力を発揮できる態勢にある。
2走前は府中牝馬Sで2着と好走したシンティレーションを相手に首差。以前からルメールが「重賞級」と評する好素材で、リステッドなら即通用の見立てだ。
ウンブライルは昨年のNHKマイルCで2着。小回りの札幌から、広い東京に替わるのは間違いなくプラスだ。ドーブネは昨年の勝ち馬。同型との兼ね合いはカギになるが、重賞での好走歴もありマイペースなら侮れない。