吉村の土曜注目馬【阪神11R・チューリップ賞】

 【阪神11R・チューリップ賞】阪神JFの上位2頭が桜花賞へ直行し、ホープフルSを勝ったレガレイラが皐月賞に参戦。本番と同じ舞台のトライアルに重賞ウィナーがいないのは寂しいが、将来性を感じる馬がそろった。

 ◎タガノエルピーダを軸に据える。阪神JFを除外で1週延び、デビュー2戦目が朝日杯FS。牡馬相手のタイトな流れを好位で進め、後方勢が台頭した直線も手応え以上にしぶとく伸びた。正攻法でゴール寸前まで2着争いを演じての0秒2差3着。ここでは大威張りできる実績だ。

 放牧を挟んでの調整は順調そのもの。追い切りを積むごとにはっきりと良化を示し、今週の栗東・坂路で51秒3の自己ベスト。万全の態勢で“勝負駆け”に臨める。キャリアの浅い馬が多い一戦で、阪神マイルを経験している点は強み。勝って5週後のG1へ。

 ミラビリスマジックは不利をはね返し、馬群を割って差し切った前走が豪快だった。初の長距離輸送をクリアできれば好勝負。早めに栗東入りして乗り込まれたガルサブランカ、スティールブルーも素質は見劣らない。

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