◆第29回ユニコーンS・G3(4月27日、京都・ダート1900メートル、良)
昨年までの東京ダートマイルから京都のダート1900メートルにリニューアルされた3歳限定のダート重賞は牡馬16頭立てで争われ、3番人気で三浦皇成騎手騎乗のラムジェット(栗東・佐々木晶三厩舎、父マジェスティックウォリアー)が最後の直線で抜け出し、2馬身半差のV。寒椿賞・1勝クラス、ヒヤシンスS・リステッドに続く3連勝で重賞初制覇を飾った。ダート3冠第2戦となる東京ダービー(6月5日、大井)の優先出走権を得た。勝ち時計は、1分58秒6。
2着は5番人気のサトノエピック(横山和生騎手)、3着は1番人気のミッキーファイト(戸崎圭太騎手)だった。
野中悠太郎騎手(アラレタバシル=6着)「いつも以上に追走がしんどそうでした。3、4コーナーで内を突きましたが、道中抱えるところがなかったぶん、いつもの反応ではありませんでした。重賞のペースを使ったことで、良くなってくれれば」
和田竜二騎手(ハーバーライト=7着)「いいところにつけたと思ったけど、勝負所の前から行きっぷりがなくなってしまいました。絶好調なら、もうちょっと詰められた気がします。成長待ちかなと思います」
幸英明騎手(ノットイナフ=8着)「キックバックを嫌がったので、最後外に出したら、伸びてきました。そこらへんに慣れてくれれば、もっとやれると思います」
坂井瑠星騎手(エイカイソウル=9着)「相手が強かったのもありますが、調教から進んでいくところがなくて、レースでも一緒でしたね」
吉田豊騎手(ピュアキアン=11着)「このクラスだと楽な競馬をさせてもらえませんね。3、4角でまくられた時に踏ん張れればよかったけど、もまれる形になりました」
団野大成騎手(マルチャレアル=13着)「レース自体は一歩目を出れましたが、前走がすごく良かったので、そこに比べるともうひとつのところがありました」
菱田裕二騎手(ゼンダンスカイ=15着)「まだまだこれからの馬だと思いますし、成長してくれれば」
岩田望来騎手(ラオラシオン=16着)「こんなに負ける馬ではありません。使い詰めてきているので、嫌気が差したのか…。能力があるのは確かなので、改めて期待したい」