山下の日曜注目馬【京都10R・安土城S】

 【京都10R・安土城ステークス】ハンデ差が絶妙で難しいレースではあるが、状態のいい◎ドロップオブライトを買う。前走の六甲Sはデビュー以来、最少の馬体重での出走だった。道中は気負った走りでも、我慢させて最後の伸びにつなげて3着に好走。福永厩舎への転厩初戦だったが、陣営は上々の手応えを得たのではないだろうか。

 この中間は活発な動きが目に付き、16日には栗東・坂路で50秒3と自己ベストを更新した。この日の最速タイでもあり、間隔は空いたが状態は前走以上だ。福永調教師も「体は10キロくらい増えそう」と話しており、前走でマイナス18キロだった体も回復が見込める。折り合い面を考えると1ハロンの距離短縮も追い風になるし、前走の勝ち馬との斤量差も2キロ→3キロに広がった。条件がそろい、オープン初勝利の絶好のチャンスが到来した。

 阪神牝馬Sで4着に好走したシングザットソングは、昨年のG2・報知杯FR勝ちが示す通りこの距離がベスト。六甲Sの勝ち馬ボルザコフスキーも状態は絶好だけに、リステッドなら立ち回りひとつで巻き返せる。

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