◆第74回安田記念・G1(6月2日、東京競馬場・芝1600メートル)=5月31日、美浦トレセン
昨年の東京新聞杯など重賞2勝を挙げ、前走の高松宮記念で4着だったウインカーネリアン(牡7歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー)は、6枠11番に決まった。昨年の安田記念では、逃げて0秒7差の8着だった。千島助手は「枠なりの競馬で、周りを見ながらいけるかな。絶対にハナって感じではないし、あとはジョッキーの判断に任せます」と、うなずいた。
レース2日前は、美浦・坂路を60秒9―13秒6としまいを伸ばした。千島助手は「年のわりに馬も若いし、ブリンカーを着けてから、メリハリをつけて競馬ができている」と、ベテランを頼もしく見つめた。