6月1日の東京11R・アハルテケS(ダート1600メートル)は、7番人気のビヨンドザファザー(牡5歳、美浦・藤岡健一厩舎、父カーリン)が、ゴール前の激戦を鼻差で制し、昇級8戦目でうれしいオープン初勝利を飾った。勝ちタイムは1分35秒4(重)。
スタートを決めたが後方2番手に待機。4角手前から外めをじわじわと進出を開始すると、最後の直線ではメンバー最速の末脚を繰り出し、迫ったタマモロック(永野猛蔵騎手)を退けた。
北村友一騎手は「4コーナーで動かすのが早いかと思ったけど道中はリラックスして運べていたしよくしのいでくれました」とねぎらった。藤岡調教師は「追走も楽にいっていたし、しぶいけどしまいは伸びてくるのでね。東京は合いますね」と久々の勝利を喜んだ。