粒ぞろい(栗東)

カムイカル
カムイカル

 こんにちは、山本です。今日は栗東から戻って、梅田の会社でのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今朝の出勤時。午前9時過ぎだったでしょうか。駅から会社へ向かう道中でした。目の前で手をつないだカップルが歩いているのですが、絵に描いたような千鳥足。追い抜きたいが、前が壁になった競走馬の気持ちというか、フラフラしているし、道も狭いから抜けません。しかも、酔っ払っているから、なかなか後ろに気づかない。結局、かなりの間、酔っ払いを追走することになり、脚を余したわけです。

 朝帰りにも程があるやろ、と思ったのですが、実は昨日も少し書いた20年ほど前の内勤時代。朝9~10時あたりに酔っ払って帰ったことも、と思い出したりしました。当時は午前2時頃に退社(新聞を発行するまでが仕事です)なんてことも多く、そこから仕事仲間と飲みに出かける。こんな時間なのに二次会へ行くことも多かったのですが、ちょうど外の光が入らない夜通しやっているBARがあったんですよ。当然、お酒も入っているから、時間感覚もなくなって、店のドアを開けるとサラリーマンさんがスーツで出勤していたりしていた。当時のワタクシも恐らく、千鳥足まではないにしても、真っすぐは歩けていなかった、と思う…。だから、人のことは言えません。とはいえ、少しは大人になりました。節度ある飲酒を心がけたいと思います。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬を中心にいきましょう。京都5Rの新馬は粒ぞろいのメンバーが集まった印象です。

 まずは中竹厩舎のレイピア(牡、父タワーオブロンドン、母アンナトルテ)。この馬、時計出てますよね。「最初から動きが良かったです。真面目な感じですね。うちの(荒れた)時間帯で、あの時計ですからね。普通に良い勝負ができると思います」と柴田助手のトーンは高かったです。新種牡馬の勝ち上がり第1号となりますかね。

 その中竹厩舎、良血馬のドゥアムール(牝、父ロードカナロア、母ルシュクル)の評判が高いです。「上に比べると、何も癖がないです。ビアンフェに似ている感じで、馬っぷりがいいですね。追ってから沈む感じもあります」と柴田助手。函館に連れて行く予定のようで、兄姉のブランボヌール。ビアンフェに続く3きょうだい函館2歳S制覇も期待したいところです。

 新種牡馬といえば、斉藤崇厩舎のタガノサダフ(牡、父ノーブルミッション、母タガノアイル)ですね。このお父さんはフランケルの全弟という超良血。今週の調教に騎乗した団野Jは「いいスピードを持っているし、新馬向きという感じです」と手応えを口にしていました。

 斉藤崇厩舎といえば、来週の東京芝1800メートルでクロワデュノール(牡、父キタサンブラック、母ライジングクロス)が出走します。この馬、取材の感触がグンと上がってきました。「先週やって、良くなってきましたね。やはり、いい馬です。動きに関しては文句なしだと思います」と斉藤崇調教師は満足そうに語っていました。また、同日の京都の芝1200メートルに団野Jで出走するのがポートデラメール(牝、父ナダル、母ジュベルアリ)。現オープンのアルナシームの妹です。「まだ速い追い切りを行った後に弱い面がありますが、良くなっていますよ。スピードはありそうです」とのこと。さらに翌週の京都ダート1200メートルではアメリカンビキニ(牝、父American Pharoah、母パリスビキニ)も出走を予定しています。

 新種牡馬つながりで、高野厩舎のキトンインザスカイ(牡、父シスキン、母メジロトンキニーズ)も出ますね。兄は重賞2勝のトリオンフ。「時計は出ていないけど、乗り味がいいとのことです。気性的に、まずはこの距離がいいのかなと思って使ってみます」と高野調教師は話します。高野厩舎は最近、本当に目立った時計を出さずに仕上げていますし、取材のトーン的には十分に「あり」な印象を受けました。

 藤野厩舎からはレディエンス(牝、父ニューイヤーズデイ、母ジェンメオ)が出走します。「気が勝っているタイプで元気はありますよ。まずはこの条件から」と藤野調教師。藤野厩舎は来週の京都芝マイルにゴルティス(牝、父ディスクリートキャット、母ジェンメオ)が田口Jで出走します。さらに翌週のダート1200メートルにはテーオーテバルディ(牝、父コパノリッキー。母テーオーパートナー)がスタンバイ。テーオーはかなり手応えがあるように感じましたね。

 音無厩舎はネティフラウ(牝、父ミッキーアイル、母ウィラビーオーサム)から2歳戦が始まります。「引っかかる面はあるようですが、動きはいいようです。走り自体はいいと聞いています」と生野助手は説明します。同じくミッキーアイル産駒のダノンフェルゼン(牡、父ミッキーアイル、母ダノンオスカル)は来週の京都芝マイルを川田Jで、さらに母に重賞勝ち馬を持つミンストレルソング(牝、父ロードカナロア、母ダンスファンタジア)は2週後の東京芝マイルを予定しています。

 この京都5R、結構粒ぞろいで紹介するのが大変ですわ。最後は福永厩舎。カムイカル(牡、父シルバーステート、母エトピリカ)です。この馬に関しては何度も何度も触れているし、もう大丈夫かな。今週の情報としては、「今週は望来に感触を確かめてもらったけど、いい感触だったみたい」とのこと。2歳戦初出走初勝利なんて簡単じゃないけど、何せユーイチさんは「持っている」人だからなぁ。

 実はルージュレアリーズのことも書こうと思ったけど、想像以上に長くなったので来週のどこかで…。ていうか、ここで「お知らせ」です。来週は週中の更新をお休み、金曜からの再開とさせていただきます。ダービーも終わり、ちょっとだけ休ませていただきます。すいません。ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

東京4R・13フクチャントウメイ(前走は後続に2馬身半の決定的な差。ここは今までより相手が明らかに楽。決める)

 続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。

東京10R・8タマモダイジョッキ(前回はスムーズさ欠く。ここは流れも向きそう)

京都4R・9ベイステート(しまいは確実。前回は外からブロックされていた)

京都7R・4ウールデュボヌール(調教に騎乗した団野Jが好感触)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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