◆第29回マーメイドS・G3(6月16日、京都競馬場・芝2000メートル)追い切り=6月13日、栗東トレセン
アリスヴェリテ(牝4歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)は坂路を単走。一杯に追われ、51秒8―12秒1とラストまで力強い脚取りで駆け上がった。「しまいもしっかりして、いい動きだった」と柴田助手も満足そうにうなずいた。
今回、初コンビを組む永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=は、今回が10度目のJRA重賞挑戦。追い切りなどには騎乗しておらず“ぶっつけ本番”となる。「何回か同じレースにも乗っていますし、前走もハイペースで粘っていたように勝負根性もある。軽ハンデを生かして、この馬らしいレースができれば」とイメージを膨らませた。