宝塚記念でG1初制覇のブローザホーン 雨中の激戦から一夜明けても元気いっぱい

宝塚記念でG1初制覇を飾ったブローザホーン
宝塚記念でG1初制覇を飾ったブローザホーン

 宝塚記念でG1初制覇を飾ったブローザホーン(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父エピファネイア)が一夜明けた6月24日、栗東トレセンの厩舎内で、リラックスした姿を見せた。雨が降り、重馬場という悪条件のなか行われた春のグランプリを勝利した京都競馬場からは23日18時30分頃に到着。「カイバもしっかり食べていますし、ケロッとしている。本当にタフな馬」と、田嶋助手も普段と変わらない様子に目を細めた。

 「タフな馬場だったので、いかに無駄なく走れるか。この子にバッチリはまった」と勝因を振り返った同助手。鞍上の菅原明良騎手=美浦・高木登厩舎=と人馬初のG1勝利となったが、厩舎にとっても初G1。美浦・中野栄治厩舎から転厩して3戦目でのタイトル獲得と、陣営の努力が実を結んだ。今後は厩舎しばらく様子を見て放牧に出る予定。「楽しみが膨らんだよね」と秋のさらなる飛躍に期待を込めた。

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