◆第73回ラジオNIKKEI賞・G3(6月30日、福島競馬場・芝1800メートル)追い切り=6月26日、美浦トレセン
報知杯弥生賞ディープインパクト記念の3着馬で、前走の皐月賞14着から巻き返しを狙うシリウスコルト(牡3歳、美浦・宗像義忠厩舎、父マクフィ)が、Wコースで伸び伸びとスムーズな走りを見せて好気配をアピールだ。単走でコーナーでは馬場の大外を回して、直線で仕掛けて6ハロン82秒9―11秒5と反応の良さも見せた。
2週連続で手綱を執った三浦皇成騎手は「4コーナーまでの形、走り方が大事なので、そこまでうまく誘導できましたし、そのぶん最後はしっかりと動かしておこうと思いました。しっかりいい調整ができていると思います」と、納得の表情で手応えを口にした。舞台は小回りの福島コースに替わり、持ち前の先行力が生かせる開幕週の馬場もプラス材料となりそうだ。