6月29日の函館9R・長万部特別(3歳上1勝クラス、芝1200メートル、11頭立て)は、単勝1・5番の断然1番人気ナムラローズマリー(牝3歳、栗東・羽月友彦厩舎、父キッキーアイル)が逃げ切って未勝利に続き連勝。騎乗した武豊騎手は7、8、9Rと騎乗機会3連勝を果たした。勝ち時計は1分8秒7(良)。
スタートを決めハナを奪うと、もうだれも追いつけない。直線に入っても脚色は衰えず、最後は手綱を緩めて悠々ゴール。2着のビッグパレードに1馬身差をつけた。
ファンの歓声を浴びながら引き揚げてきた武豊騎手は「これで騒がないで。今開催はいい馬に乗せてもらっているからね。特別、いいレースができている訳ではないけど、順調にきていますよ」と涼しい顔。これで函館開催9勝目で、9R終了時点で再びリーディング単独トップに立ち、勢いを増してきた。