◆第59回北九州記念・G3(6月30日、小倉競馬場・芝1200メートル、稍重)
サマースプリントシリーズ第2戦はフルゲート18頭で争われ、松山弘平騎手が手綱を執り、53キロで3番人気のピューロマジック(牝3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父アジアエクスプレス)が逃げ切り、葵Sに続く重賞連勝を達成した。3歳馬による同レース制覇は2021年のヨカヨカ以来。勝ちタイムは1分7秒9。
2着は9番人気でヨシノイースター(丸山元気騎手)、3着は16番人気でモズメイメイ(国分恭介騎手)だった。
和田竜二騎手(ナナオ=6着)「もうひとつ前を取りたかった。外も速かったし、ペースも前走より速かった。直線で伸びたけど、ここまで速い(レースの前半600メートルが32秒3)としんどかった」
石橋守調教師(メイショウソラフネ=7着)「ジョッキー(横山典弘騎手)の話では、ちょっとのめっていたと。見た目より馬場が悪かったようだ。その中でもよく頑張っている」
幸英明騎手(ヤクシマ=8着)「前が残る馬場で、展開ひとつで来ることができそうでした」
角田大河騎手(エイシンスポッター=9着)前走は返し馬からいい行きっぷりでしたが、今回は落ち着きすぎていた。1200メートルのハイペースになって対応できませんでした」
西村淳也騎手(バースクライ=10着)「(大外)枠のせいにはしたくないですが、枠がしんどかったです。外、外を回る形になりました」
松本大輝騎手(ディヴィナシオン=11着)「ゲートに入ってからの時間が長くて、スタートを完璧に切ることができなかった。それが響きました。しまいに脚は使っています」