帰ってきた(栗東)

池添厩舎のリンゲルブルーメ(左)とグレインワーク
池添厩舎のリンゲルブルーメ(左)とグレインワーク

 こんにちは、山本です。予告通り、今週は火曜日からの栗東取材。また、ポツポツと雨が降り、強烈な湿気の中での取材でしたが、早速いってみましょうか。

 さて、昨日の栗東入り直後のこと。スマホの調子が悪く、再起動をしようと思ったのですが、電源ボタンが全く機能していないのです。どうやら、指紋センサーも機能していない様子。そこから急にスリープ画面に切り替わったり、イッキにトラブルが多発で、てんやわんやです。遠隔サポートセンターなる場所に連絡してみましたが、結局のところ、あなたのスマホは寿命ですと言われているような流れに行き着く。こんなことでイライラしたくもないので、明日スマホを買い換えようという考えに至りました。

 ワタクシにとっての初代スマホ。クリンチャーの凱旋門賞挑戦の時に購入したから、もう6年近く使用していたことになります。これって、結構長いらしいですね。ガラケー依存だったワタクシの意識をガラリと変えてくれて、長らく付き合ってくれた思い出の一台です。最後はボロボロでしたけどねぇ。新しく買い換えるために「iPhoneって本当にいいの?」などなど基本的すぎることを聞いて、周りをドン引きさせておりますが、果たして新たにどんなスマホを購入するのか…。

 ということで、ここから購入後のパッチパチですが、とにかく購入までが長すぎて疲れ果てた。詳しくは明日書きます。ということで、そろそろ本題へ。今日はナマ情報中心にいきましょう。

 まずは先週の小倉で未勝利を圧勝した中竹厩舎のレイピア(牡、父タワーオブロンドン)はひと息入れて、小倉2歳Sへの出走を目指すようです。今年は中京での施行。皆さん、お間違えのないように。九州産の新馬を勝ったエイヨーアメジスト(牝、父アレスバローズ)は、ひまわり賞へ向かうとのこと。こちらは、いつも通りの小倉での施行です。

 続いては池添厩舎。母は韓国ダート重賞の勝ち馬で、兄にアリーヴォがいるグレインワーク(牡、父オルフェーヴル、母エスメラルディーナ)は7月20日の小倉芝1800メートルを松山Jで予定しています。今週はCWコースでの追い切りを予定しているとのこと。「オルフェですが、特に手のかかることはありません。バリバリのダート馬という感じではないので、まずはこの条件から使ってみます」と池添調教師は話していました。

 あと、シャケトラの下にあたるジュルナール(牝、父ロードカナロア、母サマーハ)はゲート試験に合格して、一度放牧に出されることになりました。「まだ動きに体がついてこないですね。短距離馬だと思います、体つきを見ても。牝馬ですけど、ボリュームがありますよ」とトレーナー。成長を促しつつ、父から受け継いだスピードを生かすことになるのかな。

 続いては吉岡厩舎。祖母にフサイチエアデールがいるカルミアクラウン(牝、父サトノクラウン、母ライラプス)は7月27日の新潟芝1400メートルでデビューを目指すことになりました。「ゲート試験を受けてから、徐々に体力がついてきている段階です。スピードがありそうで、前向きさがある。新馬向きですね、1400メートルぐらいが合いそうですが、マイルまではもってほしいです」と吉岡調教師は冷静に分析していました。

 続いてはラジオNIKKEI賞をオフトレイルで勝った吉村厩舎。現在、2頭の新馬がデビューを予定しています。8月18日の中京芝マイルにエンジェルトリガー(牝、父リアルスティール、母パイオニアプライド)。ホエールキャプチャの姪になりますね。「ゲート合格後、そのままいけるほどの体力はあったけど、骨膜が出て放牧へ。芝のマイルは合いそうですよ」と吉村調教師は話します。

 翌週の24日の中京芝マイルにはシティオブロンドン(牡、父タワーオブロンドン、母メトロポール)。お母さんは吉村厩舎にいましたよね。「馬格に恵まれている馬で、すごく(牧場の)感触もよかった。1400~1600ぐらいだと思います」とトレーナーは話していました。

 最後に本日の栗東には斉藤崇厩舎のディアナザール(牡、父ロードカナロア、母ドナウブルー)、池江厩舎のパブリックビーナス(牡、父エピファネイア、母ヴィニー)、そして須貝厩舎のジェゼロ(牡、父サートゥルナーリア、母ラルケット)が入ってきました。どの馬もゲート合格組。ここからデビューへ向けた調整をしていくと思います。

 ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは。

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