【エルムS】芝G1馬ドゥラエレーデ、武豊騎手とダート重賞初V目指す 陣営「結果は出したい」

ドゥラエレーデ
ドゥラエレーデ

◆第29回エルムS・G3(8月4日、札幌・ダート・1700メートル)

 芝G1馬のドゥラエレーデ(牡4歳、栗東・池添学厩舎、父ドゥラメンテ)が、ダート重賞初制覇を狙う。

 芝でデビュー(5着)し、初勝利はダート。再び芝に戻り、ホープフルSを14番人気で制した。その後も芝とダートを“往復”したが、直近は4戦連続で砂。昨年のチャンピオンズC、東京大賞典で連続3着、ドバイ・ワールドカップでも5着と健闘したように、ダートでも実力は上位だが、まだタイトルは手にしていない。寺田助手は「結果は出したいですよね」と力を込める。

 1週前追い切りは、函館・Wコースで一杯に追われ、力強い伸び脚を見せた。寺田助手は「2週前に比べると良くなっていました。まだ良くなりそうですね」と明かす。ドバイ遠征を2度経験しており、栗東以外の場所でも動じない。同助手は「環境が変わっても、1、2回乗ればすぐ慣れます」とうなずいた。武豊騎手との初コンビで、新たな勲章を目指す。

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