【新潟11R・関屋記念】◎プレサージュリフトから入る。前走は大外枠だったが、いつもよりいいスタートを切れたことで楽に好位を確保。道中のリズムもよく、手応え十分で迎えた直線はラスト600メートル33秒8を繰り出してゴール前で粘り込む2頭をとらえた。3歳2月のクイーンC以来、実に2年3か月ぶりの勝利だったが、牝馬で実質のトップハンデとなる55・5キロを背負っていたことを考慮すれば着差以上に評価できる結果だった。
前回に続き3か月ぶりの実戦となるが、しっかりと動けている。美浦・Wコースでの1週前追い切りは長め7ハロンから負荷をかけ、6ハロン81秒7―11秒9の自己ベストに0秒1迫るタイムでG1馬のジオグリフに併入。夏場を走るのは初めてだが、問題なく力を出せそうだ。3歳時は牝馬3冠レース皆勤も〈11〉〈5〉〈9〉着。秋のG1再挑戦に向け、きっちり結果を出したい。
ロジリオンの前走は勝負どころで不利を受けたうえ、前残りの流れで展開も向かず。スムーズに運べれば上位争いは十分に可能だ。ジュンブロッサムの前走は3馬身差の圧勝で持ち時計はメンバー1位タイ。久々の重賞でも侮れない。