【キーンランドC】ビッグシーザーは火曜追いで力強い動き 陣営「前走よりはいいかなと思います」

コーナリングでスピードに乗るビッグシーザー(カメラ・高橋 由二)
コーナリングでスピードに乗るビッグシーザー(カメラ・高橋 由二)

◆第19回キーンランドC・G3(8月25日、札幌競馬場・芝1200メートル)追い切り=8月20日、函館競馬場

 重賞に7度目の挑戦となるビッグシーザー(牡4歳、栗東・西園正都厩舎、父ビッグアーサー)はWコースでの単走。ラスト1ハロン過ぎに気合を乗せる形で負荷をかけると、最後までしっかりと脚を伸ばした。騎乗した甲斐助手は「乗った感じは悪くない。前走よりはいいかなと思います。前走は中1週で硬さがありましたから」と説明する。

 今週で札幌に出走する馬がWコースのある函館で調教を続ける「裏函」が終了。今週は函館から札幌に出走する馬がすべて明日21日に輸送しないといけない。そのため、同じ日に長距離輸送と追い切りを行わないため、火曜追いとなった。「なるべくレースまでに疲れを残さず、フレッシュな状態でいければ。洋芝は悪くないと思いますし、以前よりオンとオフがはっきりして、普段から余計なことをしなくなりました」と甲斐助手。騎乗時に5、1、2、3着と相性のいい坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=とのコンビ復活で悲願の重賞初タイトルを狙う。

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