【新潟2歳S】モジャーリオが抜群の伸びで追走併入 斎藤新騎手「新潟1600メートルはプラス」

Wコースで追い切ったモジャーリオ(右、馬上は斎藤新騎手)はソードマスター(中央)に併入(カメラ・荒牧 徹)
Wコースで追い切ったモジャーリオ(右、馬上は斎藤新騎手)はソードマスター(中央)に併入(カメラ・荒牧 徹)

◆第44回新潟2歳S・G3(8月25日、新潟競馬場・芝1600メートル)追い切り=8月21日、美浦トレセン

 モジャーリオ(牡2歳、美浦・斎藤誠厩舎、父リオンディーズ)が抜群の伸びを見せた。Wコースで、今週デビューの新馬ソードマスターを4馬身余り追走。直線で内に進路を取ると馬なりのままグングンと加速し、難なく併入した。6ハロン83秒7―11秒6という数字以上にキレのある動きで、好調ぶりをうかがわせる。

 追い切りに駆けつけた斎藤新騎手も「しまいを確かめた程度だけど、よく反応していました。夏負けしていると聞いていたけど、そんな感じはなかったですね」と手応えを口にする。ここまで函館の芝1200メートルで2戦。今回の舞台は大きく条件も替わるが「2戦目に騎乗した(横山)武史さんも少し忙しい感じとおっしゃっていたし、小回りの1200メートルより新潟1600メートルに替わるのはプラスですね」と、自信十分。「気持ちが素直で、毎回全力で走ってくれる子だし、力は出してくれると思います」と、言葉に力を込めた。

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