第59回札幌2歳ステークス・G3が31日、札幌の芝1800メートルで行われる。
ドゥラメンテ産駒の逸材キングスコール(牡2歳、栗東・矢作芳人厩舎)。札幌1800メートルの初戦を18年ソダシが記録した札幌2歳Sの勝ち時計を0秒4更新する1分47秒8の2歳レコードで勝ち上がった。2番手から3角で先頭に立ち後続を3馬身引き離した脚はひときわ光った。パドックで放馬するなど、まだまだ幼いがレース直後に矢作調教師が「札幌2歳S1本」と明言。秘めたポテンシャルはライバルたちを大きくリードする。
新馬、コスモス賞連勝のアスクシュタイン(牡2歳、栗東・藤原英昭厩舎)、ファイアンクランツ(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎)もスケール感のあるドゥラメンテ産駒で期待が高まる。
新馬戦の内容が良かったアルマヴェローチェ(牝2歳、栗東・上村洋行厩舎)、ホウオウガイア(牝2歳、美浦・大竹正博厩舎)、マジックサンズ(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎)、マテンロウサン(牡2歳、栗東・昆貢厩舎)、モンドデラモーレ(牡2歳、美浦・千葉直人厩舎)もエントリーしている。(大上 賢一郎)