◆第44回小倉2歳S・G3(9月1日、中京競馬場・芝1200メートル)=8月31日、栗東トレセン
2戦目で勝ち上がったレイピア(牡2歳、栗東・中竹和也厩舎、父タワーオブロンドン)は、レース前日はハッキングで体を動かした。明日のレースは台風10号の影響で馬場の悪化が予想される。中竹調教師は「重たい坂路で動けるからね。初めてのことで何とも言えないけど、こなしてくれると思う」と期待を込めた。
前走は逃げたが、上がりを最速でまとめて完勝だった。「前走はスピードの違いで逃げただけ。初戦は馬の後ろで競馬もできたし、どんな競馬でも大丈夫。走る馬だと思うし、期待している」と指揮官。祖母に07年のキーンランドCを勝ったクーヴェルチュールがいる血統で、高い短距離適性を武器にここも好勝負を演じる。