【セントウルS】テンハッピーローズが新馬戦以来の6ハロンに挑戦 高柳大調教師「本番はスピードが求められるので」

テンハッピーローズ
テンハッピーローズ

◆第38回セントウルS・G2(9月8日、中京・芝1200メートル)

 5月のヴィクトリアマイルを14番人気で制し、重賞初制覇がG1となったテンハッピーローズ(牝6歳、栗東・高柳大輔厩舎、父エピファネイア)。大目標のブリーダーズカップマイル(11月2日、米デルマー競馬場・芝1600メートル)の前哨戦に、陣営はセントウルSを選択した。高柳大調教師は「左回りのマイル戦があれば良かったのですが、本番はスピードが求められるので1200メートルへ。挑戦ですね」と新馬戦(1着)以来となるスプリント戦を見据える。

 1週前追い切りは栗東・CWコースを単走で、7ハロン97秒2―11秒4。仕掛けた程度で、推進力があった。美浦から駆けつけた津村明秀騎手は「先生から『まだ重いので、少しやってほしい』と言われました。少し重かったですが、いい動きでした。1200メートルに対応できるスピードはあるし、無様な競馬はできません」と力を込めた。意外性のある同馬が、アッと言わせるか。

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