◆第58回スプリンターズS・G1(9月29日、中山競馬場・芝1200メートル)1週前追い切り=9月19日、栗東トレセン
初の1200メートル戦となったキーンランドCで3着のオオバンブルマイ(牡4歳、栗東・吉村圭司厩舎、父ディスクリートキャット)がシャープな動きで好調をアピールした。武豊騎手=栗東・フリー=が手綱を執り、坂路を52秒0―11秒9。鋭く伸びて併せたヴィアダクト(3歳1勝クラス)を一瞬で突き放した。「1回使って素軽くなっている」と鞍上はうなずいた。
昨年11月にオーストラリアで行われたゴールデンイーグルを制し、1着賞金約5億円をゲット。スプリント戦2戦目の今回はG1初Vを狙う。「潜在能力、スプリント能力を感じている馬」と名手は期待を寄せる。