25年度JRA騎手免許試験(新規)の第一次試験の結果が10月3日にJRAから発表され、3年連続で受験したミカエル・ミシェル騎手(29)=フランス=は不合格だった。
この1年間は、難関突破のために騎乗拠点にしていた米国、オーストラリアで試験合格のために技術や英語の勉強を重ねてきたほか、日本語の上達にも務めたが、またしても突破できなかった。
ミシェル騎手は、NAR(地方競馬全国協会)の短期免許には合格しており、10月7日から12月20日までの約3か月間、南関地区で約4年ぶりに日本で騎乗する。地方での短期免許での騎乗は20年以来、2度目で前回は約3か月間で267戦30勝を挙げる活躍を見せ、短期免許で来日した外国人騎手の最多勝を更新している。