【秋華賞】アドマイヤベル好走時と同じパターンの最終追いで万全 加藤征調教師「状態は良く成長感じる」

Wコースで追い切ったアドマイヤベル(カメラ・荒牧 徹)
Wコースで追い切ったアドマイヤベル(カメラ・荒牧 徹)

◆第29回秋華賞・G1(10月13日、京都・芝2000メートル)追い切り=9日、美浦トレセン

 今年のフローラSを制したアドマイヤベル(牝3歳、美浦・加藤征弘厩舎、父スワーヴリチャード)は、そのフローラSと同様に最終追いは軽めの調整。美浦・Wコースを単走馬なりのまま6ハロン86秒7―12秒6でまとめた。1週前に82秒6―11秒0の好時計をマークしており、仕上がりは万全。軽やかなフットワークは体調の良さをひしひしと感じさせる。

 加藤征調教師も「予定通りできた。体高が大きくなり、体重も10キロ以上増した。状態も良く、馬の成長を感じる。長く脚を使うタイプではないと思っているので、短い直線で一瞬の脚勝負になるのもいい。前走以上の期待をもって臨めます」と、9着に敗れたオークスからの巻き返しに力を込めた。

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