【秋華賞】宮下瞳騎手の本命は紫苑S2着馬 3歳秋を迎えて本格化した印象 ステレンボッシュは中間調整過程が心配 チェルヴィニアは京都でどうか

ミアネーロの器用さに注目した宮下
ミアネーロの器用さに注目した宮下

◆第29回秋華賞・G1(10月13日、京都競馬場・芝2000メートル)

 女性騎手の年間騎乗数の新記録を10日に達成することができました。967回なのですが、記録のことは知りませんでした(笑い)。たくさん馬に乗せていただいた周りの皆さんに感謝です。今年は大きなけがはないけど、小さなけがは度々しているので、無事に乗り続けられるよう、気をつけて頑張りたいです。

 昨年に続いての3連単的中を目指してミアネーロからいってみます。前走の紫苑Sを見た感じ、3歳秋を迎えて本格化した印象を受けました。前が開いた瞬間にスッと動ける器用さがあり、初めての京都の内回りにも問題なく対応できそうです。

 桜花賞馬のステレンボッシュは1週前追い切りが1日延びるなど、中間の調整過程が心配です。オークス馬のチェルヴィニアは結果を出しているのが東京、新潟で、京都では左回りほどの信頼ができない感じがして…。2頭にスキがあると見て、思い切って勝負してみます。(名古屋競馬騎手)

 ◆宮下 瞳(みやした・ひとみ)1977年5月31日、鹿児島市生まれ。47歳。95年10月に名古屋でデビューし、11年8月に引退。男児2人の出産を経て16年8月に現役復帰。今春、女性騎手初の黄綬褒章を受章。女性騎手で国内最多の地方通算1273勝。

【宮下瞳騎手の印】

◎(2)ミアネーロ   

○(5)チェルヴィニア 

▲(14)ステレンボッシュ

★(8)コガネノソラ   

△(3)クイーンズウォーク

△(10)ボンドガール   

△(4)タガノエルピーダ

△(13)クリスマスパレード

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