【秋華賞】大上賢一郎の見解 本命には完璧な仕上がりを見せるあの馬を指名

チェルヴィニア(カメラ・荒牧 徹)
チェルヴィニア(カメラ・荒牧 徹)

 【京都11R・秋華賞】アーモンドアイが3冠を達成した18年から昨年までの6年間でオークスからの直行組が5勝。96年の創設以降、それまで勝ち馬はテイエムオーシャン(01年)、カワカミプリンセス(06年)の2頭のみだったが、急激なトレンドチェンジで、すでに必勝ローテの趣が漂う。

 オークス馬チェルヴィニアが本命。阪神JFは左トモの違和感で回避。大敗した桜花賞(13着)以来となったオークスのパドックは、毛づやもさえず、完調にはほど遠く映った。だがレースではスタートで寄られ、ポジションを悪くしながら、直線で外に持ち出すと、一完歩ずつ力強く伸び、ステレンボッシュをねじ伏せた。

 慣れない栗東滞在で力を出せなかった桜花賞の反省を生かし、今回はホームの美浦で調整され、完璧な仕上がり。オークスの内容を考えても、コンディションさえ整えば、能力は明確に一枚上だ。大きなフットワークで、小回りが不安視されるが、コーナーでの加速がセールスポイントのハービンジャー産駒だけに心配無用。素質を高く買うルメール騎手の手綱も頼もしい。3連単1着ながしで(5)―(2)(14)(9)(11)(3)(10)(13)(4)。

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