【富士ステークス展望】動き抜群のソウルラッシュが重賞4勝目狙う 唯一のG1ホースの逆転も

富士ステークスの登録馬。※騎手は想定
富士ステークスの登録馬。※騎手は想定

 第27回富士ステークス・G2(1着馬にマイルCSの優先出走権)は10月19日、東京競馬場の芝1600メートルで行われる。

 22年の2着馬で今年のマイラーズCなど重賞3勝を挙げるソウルラッシュ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)は前走の安田記念で、中団からグイグイと脚を伸ばして3着。勝ち馬には届かなかったが、高い能力を改めて証明した。秋初戦だが、中間は栗東・CWコースでラスト10秒7の超抜時計をマークし、状態も不安なし。重賞4勝目を狙う。

 2年前の覇者でメンバー中、唯一のG1馬のセリフォス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ダイワメジャー)も、追い切りで抜群の伸びを見せて好気配。府中向きの末脚を持つレッドモンレーヴ(牡5歳、美浦・蛯名正義厩舎、父ロードカナロア)、年長馬と初対決のゴンバデカーブース(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父ブリックスアンドモルタル)も侮れない。

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