第13回アルテミスステークス・G3は10月26日、東京競馬場の芝1600メートルで行われる。
ブラウンラチェット(牝2歳、美浦・手塚貴久厩舎)は1歳上の半兄が米ケンタッキーダービーで3着し、10月2日のジャパンダートクラシックの初代王者に輝いたフォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)。父が替わったことで芝への適性が高く、新馬戦は4コーナー2番手から上がり最速(34秒3)を繰り出して余力残しで快勝した。ここで重賞タイトルを手にできれば、来年の牝馬路線の主役となる。
ミリオンローズ(牝2歳、美浦・萩原清厩舎)は今回と同じ東京のマイルで新馬戦を勝ち、オープンのクローバー賞は2着。今回のメンバーでは実績上位の存在だ。カムニャック(牝2歳、栗東・友道康夫厩舎)、マイエレメント(牝2歳、栗東・福永祐一厩舎)も初戦の内容が良く、注目の存在。