【天皇賞・秋】3年目のホープが2度目のG1騎乗「早めに勝てるに越したことはないです」ステラヴェローチェと一発狙う

佐々木とのコンビで挑むステラヴェローチェ
佐々木とのコンビで挑むステラヴェローチェ

◆第170回天皇賞・秋・G1(10月27日、東京競馬場・芝2000メートル)

 第170回天皇賞・秋(27日、東京)の出走馬と枠順が24日、決定した。

 3年目のホープが恩返しの気持ちを胸に自身2度目の大舞台へ挑む。ステラヴェローチェと初コンビを組む佐々木は、23年のホープフルSでインザモーメント(8着)に騎乗して以来、2度目のG1挑戦だ。年々成績を伸ばして、すでに今年は関東リーディング3位の66勝。「早めに勝てるに越したことはないです。状態は良さそうで、枠にもよりますが、いい位置で競馬をしたい」と、一発へ静かに闘志を燃やす。

 依頼してくれた須貝厩舎とは、昨夏の札幌で初めて騎乗依頼をもらった1勝クラスのルクスドヌーヴをきっちりと勝利に導いてから縁が始まった。今年の1、2月の小倉滞在中には多くの乗り鞍を託されるなど目をかけてもらい、すでに今年はマジックサンズの札幌2歳S、アルテヴェローチェのサウジアラビアロイヤルCの重賞2勝を含む15勝を同厩舎の管理馬でマーク。「ありがたいです。頼んでもらえて、感謝しかない」と言葉をかみ締めた。(坂本 達洋)

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