10月26日の京都8R・萩S(芝1800メートル・リステッド=6頭立て)は、鮫島克駿騎手騎乗で単勝2番人気のテリオスララ(牝2際、美浦・田島俊明厩舎、父シスキン)が鮮やかに逃げ切った。単勝1番人気だったディアナザール(牡、栗東・斉藤崇史厩舎、父ロードカナロア)は2番手から前をかわせず、2着だった。勝ち時計は1分48秒1(良)。
発馬で楽に先手を奪うと、前半5ハロン62秒4のマイペースを刻んだ。余力十分に迎えた直線では2番手から迫るディアナザールをメンバーで上がり3ハロン最速となる33秒7の脚で逆に突き放し、1馬身3/4差をつける完勝だった。
デビュー戦から3戦連続の騎乗となる鮫島駿騎手は「前に乗っていた時より、成長しているように感じました。輸送も京都もワンターンも下りも初めてのなかで上手に走ってくれました」と評価した。今後は状態を見ながら、阪神JF・G1(12月8日、京都競馬場・芝1600メートル)を視野に入れる。