◆コックスプレート・G1(10月26日、豪州・ムーニーバレー競馬場・芝2040メートル)
名手ダミアン・レーン騎手との新コンビで臨んだプログノーシス(牡6歳、栗東・中内田充厩舎、父ディープインパクト)は国内外のG1・5度目の挑戦だったが、直線で勝ち馬に突き放されて2着。19年のリスグラシュー以来の日本馬の勝利はならなかった。豪州のヴィアシスティーナ(Jマクドナルド騎手)が、直線で独走の圧倒的な強さで1着になった。
ここまで昨年、今年と2年連続で金鯱賞を制し、昨年は札幌記念でも勝利するなどG2を3勝と強さを見せながら、G1ではクイーンエリザベス2世Cで2年連続で2着、昨年の天皇賞・秋はイクイノックスから0秒6差3着。善戦はするが、あと一歩届かず何度も悔しさにまみれてきた。
今年は札幌記念で差し届かずの4着からの臨戦だったが、またしても頂点には届かなかった。