【京王杯2歳ステークス展望】小倉2歳S覇者のエイシンワンドが重賞連勝へ マイネルチケットは距離短縮がプラス材料

京王杯2歳ステークスの登録馬。※騎手は想定
京王杯2歳ステークスの登録馬。※騎手は想定

 第60回京王杯2歳ステークス・G2は11月2日、東京競馬場の芝1400メートルで行われる。

 エイシンワンド(牡2歳、栗東・大久保龍志厩舎、父ディスクリートキャット)は新馬、小倉2歳S・G3と2連勝中。前走は重馬場を苦にすることなく好位でリズム良く運び、直線は4コーナー2番手から上がり2位タイ(34秒3)の末脚を繰り出して重賞初タイトルを手にした。今年の小倉2歳Sは中京開催で、すでに左回りを経験済みなのは大きい。あとは1ハロンの距離延長さえこなせば、重賞連勝が見えてくる。

 マイネルチケット(牡2歳、栗東・宮徹厩舎、父ダノンバラード)は前走のサウジアラビアロイヤルCが0秒2差の3着。2走前の未勝利勝ちの時より前進気勢があったぶん、こちらは距離短縮がプラスに働きそうだ。

 いいスピードがあるエンドレスサマー(牡2歳、美浦・上原佑紀厩舎、父アルアイン)は、良馬場になれば見直す余地十分。未勝利戦を6馬身差で圧勝したヒシアマン(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎、父モーリス)にも注目が集まる。

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