◆第60回京王杯2歳S・G2(11月2日、東京競馬場・芝1400メートル)追い切り=10月30日、栗東トレセン
1戦1勝で重賞に挑むパンジャタワー(牡2歳、栗東・橋口慎介厩舎、父タワーオブロンドン)は、朝一番の坂路で単走追い。持ったままで52秒6―12秒0で、パワフルに登坂した。橋口調教師は「動きとしては申し分ないですね。うちの厩舎で一番動くんじゃないですか」と満足そうにうなずいた。
前走は本馬場入場で立ち上がるなど、若さをみせたが、普段はおとなしい馬。「輸送して飼い葉食いが落ちる感じではないので、こなしてくれると思います」とトレーナー。高い能力を感じているからこその重賞挑戦で、どこまで通用するか楽しみだ。