【京都11R・みやこステークス】今回と同じ2走前の三宮Sで、2着馬に7馬身差をつけて圧勝した◎オメガギネスを中心視する。前走のシリウスSは、トップハンデで勝ち切った1着馬を褒めるべきだが、自身も59キロを背負って一度は先頭に立つ強い2着だった。以前に比べてキックバックを苦にしなくなったことで、安定感が増してきた。
今回は中4週での競馬。ここまでデビューから9戦しているが唯一、14着に崩れたフェブラリーSは中3週での出走。当時はレース1週前が美浦・Wコースで6ハロン81秒0―12秒2、当週も同82秒5―11秒3と強い負荷をかけたことで、反動が出てしまった。今回は最終追いも6ハロン83秒0(5ハロン67秒8)―11秒5と絶妙なさじ加減でうまく調整できた。重賞2着3回の実力馬が、初タイトルを手にしてG1戦線へ。
相手は3歳馬サンライズジパング。前走はレース中に打撲しながらも3着。東京ダービーを勝ったラムジェットには先着した。跳びが大きく、のびのび走れる大外もこの馬にはプラス。ドゥラエレーデも発馬が決まれば、巻き返して不思議ない。