第59回デイリー杯2歳ステークス・G2は11月9日、京都競馬場の芝1600メートルで行われる。
東京の新馬戦で鋭い決め手をみせたロンドボス(牝2歳、栗東・藤原英昭厩舎、父モーリス)に注目したい。ラスト3ハロンが11秒5―11秒4―11秒4の流れで差し届いた脚力は、重賞でも通用すると思わせるもの。この組み合わせなら、楽しみの方が大きい。
札幌の新馬戦を勝ち上がったダイシンラー(牡2歳、栗東・梅田智之厩舎、父サトノダイヤモンド)も味のある勝ちっぷりだった。2着馬も勝ち上がっていて、相手も弱くなかった。
2戦目の未勝利戦で一変したドラゴンブースト(牡2歳、栗東・藤野健太厩舎、父スクリーンヒーロー)は中間の調教の動きに力強さが増し、上昇一途。今回のメンバーなら軽視できない。
登録頭数が少ないが、2歳馬にとっては賞金を加算する重要な一戦となる。