【福島記念】シリウスコルトが初の重賞タイトルへ着々 宗像調教師「福島替わりはいい」

シリウスコルト
シリウスコルト

◆第60回福島記念・G3(11月10日、福島・芝2000メートル)=4日

 立ち回りのうまさが武器のシリウスコルト(牡3歳、美浦・宗像義忠厩舎、父マクフィ)が初の重賞制覇をもくろむ。今春の報知杯弥生賞ディープインパクト記念3着、2走前には当地のラジオNIKKEI賞で2着。確かな実力を備えたマクフィ産駒が初タイトルへ虎視眈眈だ。前走の小倉記念は高速決着で9着に終わったが宗像調教師は「前走はレコード決着のなかでよく頑張っていた」と悲観の様子はない。

 前走後は夏休みを挟み、ここを目標に調整。単走中心の調整ながら、先月30日には美浦・Wコースで69秒1―12秒0をマーク。元気いっぱいで、リフレッシュ効果がうかがえる。トレーナーは「前向きさがあるので、スッと前にいける競馬ができるし、福島替わりはいい。何とか賞金を加算したい」と力を込めた。

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