京都11R・エリザベス女王杯・G1・馬トク激走馬=スタニングローズ
22年の秋華賞を制したキングカメハメハ産駒。昨年のヴィクトリアマイル(12着)の後、左前腱周囲炎を発症し、約10か月の休養。復帰後の大阪杯(8着)、ヴィクトリアマイル(9着)は動き切れなかったが、好位から運んだクイーンSは見せ場十分の6着。洋芝、やや重の条件で最後は57キロもこたえて失速も復活の兆しは感じられた。
今回はここを目標を定めての調整。高野調教師は「いつも体調はいいので、結果に結びつけばいいなと思っています」と手応えを話す。10月11日に外厩・ノーザンファームしがらきから帰厩し、1週前、そしてCデムーロ騎手が手綱を執った直前も坂路で抜群の動き。うながさなくても自分から前に前に進み、ラスト1ハロンで抜群の切れを披露した。
先週の外差しとは一変。内めが伸びていた土曜の京都の芝。先行力を生かしてインに潜り込めば、残り目も十分にある。