【福島記念】軽ハンデ52キロのフェアエールングが直線伸びて2着 丹内祐次騎手「4コーナーの手応えは良かった」

2着のフェアエールング(カメラ・荒牧 徹)
2着のフェアエールング(カメラ・荒牧 徹)

◆第60回福島記念・G3(11月10日、福島記念・芝2000メートル、良)

 福島の名物ハンデ重賞に16頭が出走し、大野拓弥騎手騎乗で7番人気のアラタ(牡7歳、美浦・和田勇介厩舎、父キングカメハメハ)がV。26戦目で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは2分0秒7。

 4連勝の勢いをもって挑んだ21年の同レースは3着。今年は七夕賞7着以来、4か月ぶりのレースで3年前の雪辱を果たした。

 2着は6番人気のフェアエールング(丹内祐次騎手)、3着は3番人気のダンディズム(三浦皇成騎手)となった。

 丹内祐次騎手(フェアエールング=2着)「行きっぷりはいつもより良くなかったが、4コーナーの手応えは良かったし、こういう馬場もうまくこなしてくれました」

 三浦皇成騎手(ダンディズム=3着)「1~2コーナーの入りが良く、リズム良く走れました。向こう正面で馬場のいいところを上がって、最後まできっちり走ってくれました」

 松岡正海騎手(クリノプレミアム=4着)「具合が良く期待していた。今日は展開の差で負け。折り合い次第だけど、これくらいは走れます」

 柴田善臣騎手(ショウナンマグマ=5着)「返し馬で少し気難しい面見せたけど、雰囲気は良かった。仕掛けはちょうど良かったと思う。早めに出すよりもためていくほうが合う」

 津村明秀騎手(エンパイアウエスト=6着)「いいところで流れに乗れた。4コーナーもスムーズにさばけた。ワンパンチ足りなかったけど、以前より力はつけている」

 幸英明騎手(ドクタードリトル=7着)「勝負どころで前の馬が下がってきて、ポジションを下げる形になったのが痛かった。今日は4コーナーでうまくさばけなかったぶんです」

 高杉吏麒騎手(シリウスコルト=14着)「苦しい形になって、4コーナーでも動き切れなかったです」

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