エリザベス女王杯を3番人気で制したスタニングローズ(牝5歳、栗東・高野友和厩舎、父キングカメハメハ)は、10日の午後6時半頃、滋賀・栗東トレーニングセンターに到着。一夜明けた11日、担当の土屋助手は「元気いっぱい。カイバも全部食べて、馬房でもおとなしいです。一生懸命に走った感じはありますが、まだ走れそうな分厚い体です」と愛馬に誇らしげ。
勝負どころで一気に加速し、「久しぶりに馬がメッチャ動いてるなと。駐立は危なかったですが、1角までにいいポジションがとれて、素晴らしい騎乗でした。いつも調子は良かったのに、なぜ走らない?と答えが出ない中、いい結果が出て良かったです」と22年秋華賞以来、約2年ぶりの美酒を喜んだ。