【東京スポーツ杯2歳S】大物候補クロワデュノールはCWでラスト11秒3 斉藤崇調教師「心肺機能が高い」

クロワデュノール
クロワデュノール

◆第29回東京スポーツ杯2歳S・G2(11月16日、東京・芝1800メートル)追い切り=11月13日、栗東トレセン

 新馬戦を1分46秒7の好タイムで制したクロワデュノール(牡2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)はCWコースでフェンダー(3歳2勝クラス)と併せ馬。大きく追走したが、6ハロン85秒5―11秒3と上々の伸びで頭先着した。

 デビュー戦で、牝馬2冠のチェルヴィニアの半弟アルレッキーノとのマッチレースを制し2馬身半差の快勝。今回が5か月ぶりの実戦となる。「良くなっているところかなという感じ。この馬のポテンシャルを考えれば、もう少し動いても」と斉藤崇調教師は慎重なジャッジ。「心肺機能が高い。あとはポテンシャルでカバーできるかどうかですね」と期待も寄せた。21年のイクイノックスなどを輩出してきた出世レースでどんな走りを見せるのか、注目が集まる。

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