◆第25回チャンピオンズC・G1(12月1日、中京競馬場・ダート1800メートル)
重賞3勝のペイシャエス(牡5歳、美浦・小西一男厩舎、父エスポワールシチー)がJRA・G1初出走で一発をもくろむ。
前走の武蔵野Sは前を行く2頭がハイラップを刻む厳しい流れ。離れた3番手から勝負に出て、最後まで脚を使って4着。3か月ぶりを考慮すれば、合格点を与えられる内容だった。レース後に横山和生騎手は「次の事も考えて、これくらいの流れについていく競馬をしました。秋初戦でいい競馬ができたと思います」と好感触。上積みを加えた今回、さらなる良化が期待できるはずだ。
11月21日の美浦・Wコースでの1週前追い切りは、横山和騎手が騎乗して単走。気分良さそうにラップを刻み5ハロン69秒9―12秒1。小西調教師は「間隔が詰まっているので、単走でサラッと。使った後もへたっていなかったし、ここを目標にやってきた」と中2週を考慮してのものと説明。先行馬が有利な舞台で大物食いを狙う。