12月1日の中山5R・2歳新馬(芝2000メートル=18頭立て)は、レースの主導権を握ったスモーキーゴッド(牡2歳、美浦・萩原清厩舎、父シルバーステート)が、最後までリードを守ってデビュー戦を逃げ切った。勝ち時計は2分1秒1(良)。
小気味のよいフットワークでダッシュをつけて前へ。道中は後続を引きつける形でレースを引っ張り、直線でムチが入ると一気にリードを広げる。終わってみれば2馬身差の完勝だった。トム・マーカンド騎手は「いい馬だと思います。まだ子供っぽいところはあるけど、今回のレースでたくさんのことを学んでくれたと思います」と次戦に向けての上積みを強調。さらに鞍上は「行けといってすぐに反応して、前に出てくれたところを高く評価しています」とストロングポイントを挙げた。